平安京英雄譚
著者/大沼弘幸・わたなべぢゅんいち
平安京英雄譚 羅城門の鬼
アニメのモンスターデザインで活躍し、演出家としても注目されながら夭折したわたなべぢゅんいちが、現在もアニメ関連の多くのプロジェクトで腕を振るっている大沼弘幸と組んで発表した伝奇ノベルスを電子書籍として復刻。 武蔵の国司、源頼光は京に呼び戻された。京を騒がす鬼の討伐を命じられるらしい。道中、信頼できる配下を加えた一行は、勅命を受けて鬼討伐を始めた。 |
平安京英雄譚 炎ゆる妖都
羅城門で「鬼」と一戦交えた源頼光と四天王は不慣れな京の暮らしに戸惑っていた。そんな頼光と四天王の新たな使命は、帝の住吉大社参詣の供。待ち伏せる「鬼」たちを蹴散らしたものの、帝の行幸は注視となった。さらに、羅城門で敗れた伊吹童子が憎き渡辺綱らの生命を狙い、大内裏の堅牢な結界を破って突入してきた! |
平安京英雄譚 闇の饗宴
渡辺綱は一条戻橋で「鬼」の美女、茨木童子と情を交わしてしまう。茨木に大江山へと誘われ、綱が拒んだことで二人は決裂。綱は茨木の腕を切り落とし、持ち帰った。さて、京では先日の内裏炎上を受けて御霊会が執り行われることとなった。だが、その儀式が始まると怪しげなことが起き始めた。安倍晴明の隙を見事に突く芦屋道満の仕業だった! |
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