著作者様へ
当社が制作するキャラクター、出版、映像、Webなどのコンテンツ表現事物において著述で参加される作家、画家、写真家、造形家など著作者の皆様と当社との著述成果の権利について以下のように当社の基本姿勢を表明いたします。
- 著作物の権利は原則として著作者(作家、画家、写真家、造形家)へ帰属します。
- 著作物の表現、記述内容における著述責任も原則として著作者へ帰属します。
- 当社は請元として著作物の一次利用(初めての媒体発表)権を有します。
- 当社は管理者として二次利用(その後の媒体発表)優先的管理、営業権を有します。
- 二次利用により収益が発生した場合、著作者へ当社定めにより利益を配分します。
- 著作者は自らの意志創案による著作物について自由に発表する権利を有します。
- 著作者は当社の依頼提案による著作物の個別の発表については許諾を必要とします。
- 著作者による発表は非商用を原則とし、収益のある発表は二次利用と定義します。
- 他の権利者の創作を元にした二次創作は特に定めのない限り原著作者に帰属します。
- 当社は原著作者が許諾する限り、その二次利用や営業権を有します。
- 当社は商業化のために原著作者の了解を得て、著作物の修正、改変、複製を行う権利を有します。
- 当社は著作物の発表において原則、著作者の氏名・筆名を表記する事とします。
当社とお取引される著作者の方は上記原則を御理解頂きますようお願いします。
版元・依頼主様へ
当社は前掲したガイドラインに基づき当社が依頼する著作者から商用化における一切の権利または著作権管理の窓口権を保有します。
御依頼または当社からの御提案により制作された出版、映像、Webなどの商業制作物において、重版増刷や追加生産などの利益が生じた場合、或いは二次化による別の商品製作が可能となった場合、当社は原著作物に関与したすべての従事者の代表権益者として図画の利用についての追加報酬、成功報酬をお願いしています。
また同様に企画編集の提案と実務において編集印税またはプロデュース印税を御考慮頂いております。
雑誌についてはこれらの取り決めから除外しますが、海外での翻訳刊行や増刊などでの再掲載や書籍化については事前に御連絡頂いた上での協議事項とさせて頂いております。
ムック(雑誌形式の書籍)などについても、重版増刷による追加配本が行われる場合には、印税をご考慮頂きたく存じます。
当社は若い作家の束ね役、指導役として未来の知財コンテンツの従事者育成を心がけており、また二次化などの商用化を進めて少しでも彼らへの利益配分を行いたいと考えています。